ボツネタ 第2弾 カンフーRailsイベント報告
これも某メディアにお送りしたのですが時宜を逸したぼつねたです。
国際性では日本には劣るかもしれないのですが、YehudaやGithubが来て、それなりに盛り上がった中国での参るストーンとなるイベントですが。
日本人は地元上海のKEMBO佐々木CTOとRubyの会の高橋会長のみ。
ま、Rubyで日本人の個性を出さなかったことがよかったかもしれませんね。
Matzは中国じゃ”大神”で国際人だし、araiさんは英語が流暢だから別格だけど。
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カンフーRailsレポート
10月24日、秋晴れの土曜日、上海市街地北部の上海電視大学の国際会議室で、中国では初となる国際Rails会議、カンフーRailsが行われた。
今回は、より濃い交流と真剣なGeekの参加者を募ろうということで有料制。
それでも、140名あまりを収容する会場は、ほぼ満席の大盛況となった。参加者は95%が中国人エンジニア、主催は前回のRubyConfChina同様上海Onrails、メディアスポンサーは今回はInfoQ。
キーノートは、米国西海岸から、15時間以上の長旅で前日に到着したYehuda Katz。
他にも日本Rubyの会の高橋征義会長、GithubのScott、台湾のRubyTuesday代表など多彩なメンバーが駆けつけた。
詳細のプレゼンの内容については、オフィシャルサイトを参照いただきたいが、まずは会の模様を主催者としての視点も交えてレポートする。。
満場の拍手で迎えられたYehudaのキーノートから会は始まった。
Yehudaは、Rails3というタイトルで、Rails3の新しい機能について、かなり詳細な説明や、検討中の項目などについて話せる範囲でフランクに、しかし、詳細に話した。
内容は、広範囲ですでに発表されているActive Model、ActiveSupport 3Preに始まり、Merbのいいところをとって、"Mountable"なものを目指しているということで、Rooting、Metal、Active Relation、Active Model、Active RecordとActionPackの説明、View、Assetsなど、ほぼRailsの構成すべてをカバーする内容豊富なものだった。
1時間弱の早足のプレゼンが終わり、短い質疑。
4名の質問者が、中国語ではなく、英語でかなり突っ込んだ内容を問う、Yehudaも「お、それは、いい質問だねぇ」など、反応しながら、応答していた。
休憩時間に台湾と杭州のエンジニアに、反応を聴いてみた。
台湾から、この会議に参加するために駆けつけたエンジニアは、「Rails1から2への移行は、さほど大きな変化とは思わなかった。今回の変化は、基本はRailsだが、かなり大きいものになることが実感できるプレゼンだった。」と答えた。
杭州のコミュニティーの中心人物であるベテランエンジニアは、「Yehudaは、Merbの世界でも中心的な人物なので、今回かなりMountableな部分はMerbの柔軟な部分がYehudaの意思で反映されていると感じた。」など、Merbも使いこなしている彼らしいコメントだった。
ともあれ、今後のRails3の動向を占う意味では、かなり貴重な情報を得る機会となったようだ。
午前は、他にも北京の代表的なRails企業In-SRCの趙氏が小規模企業のプロジェクト管理に最適なIntegrityの紹介と、実際のプロジェクトの管理の事例や、統計データを説明。
Ekoheの黄氏はプラグインを開発しようというメッセージ性にあふれ、具体的な手順をシンプルにまとめたものだった。
昼食の後は、台湾から参加し、RubyTuesdayなどアクティブにRubyの普及活動を行っているHandlinoの張氏が「きれいでシンプルなコードを書こう!」と豊富なコードの事例を紹介しながら、かなりGeekなプレゼンを行った。
日本のRubyKaigi2009にも参加しているのでおなじみの方も多いだろう。
日本のメイン会場で自己紹介したときの彼は比較的謙虚な英語であったが、今回は打って変わって自信に満ち、矢継ぎ早に事例を紹介していく。大陸のエンジニアに「ご挨拶代わり」で、自らの技術をPRしようという気合を感じた。
今回、商業的な野心を感じたのは、米国西海岸から2名が乗り込んできたGithubだ。
彼らは、中国向けのリーフレットや、新しい蛸もしくは宇宙人に似たかわいいキャラクターのシールまで用意しており、会場で配布していた。またScottのプレゼンテーションも、いわばGithubの入門編で、かなり懇切丁寧なものだった。
そのことが、いかに彼らが中国におけるRailsの将来性と、商業的な意味での可能性に期待をしているかを示すものとなった。
このあたりは、日本のRubyもしくはRailsの企業にももう少し前向きに取り組んでほしいと感じた。
その後、Ekohe社のGao氏が、Exit.DirectとRackをつかったActiveRecordの活用について、事例を発表した。
30分間の休憩を挟んで、いよいよ高橋征義会長のプレゼン。
日本のRubyは、なぜ日本でこんなに活発になったかを振り返りながら、今後中国からRubyやRailsでプラグインや、アプリの開発で世界レベルで知られるものを作っていくにはどうしていくべきか、というメッセージ性の高い内容を、中国人も知っている高橋式でテンポ良く話した。
メッセージが響いたかどうかは、今後中国人エンジニアにヒアリングしたいと思うが、彼らの関心はビジネスと、裾野をいかに広げていくか、なので裾野を広げるという意味ではかなり参考になったと思われる。
「JRUBYをもっとみんなで使おうよ!」というプレゼンを行ったのは、中国のPaypalに相当し、Alibabaやtaobaoで使われている決済システム支付宝の丁氏。普段はJavaで、決済サイトというかなり厳格性を求められるサイトの開発(上海の拠点に1000名近くの開発者を擁する)に取り組んでいる彼は、実は上海onRailsの古くからのメンバーでもある。JRUBYに関しては、最新版はこんなに使い勝手がいいのだぞ、と入門レベルにもわかりやすく、プレゼンを行った。
最後のプレゼンは、弊社天狗の新卒エンジニア朱が、Sinatraのトレーニングを早ければ来月から開始するという趣旨を、Sinatraとは何かから説明しながら行った。実際Sinatraの注目後は上海でも高く、90%以上のエンジニアが認知していることが挙手により確認できた。今後、Railsではなくこちらから火がつく可能性が大きいことを目で実感できた。
最後はQ&A。質問はやはりYehudaとGithubに集中した。高橋会長向けには、RubyとRailsのコミュニティーの相違、日本はRuby、一方Railsは、さほど浸透しているようには見えないが、その理由は?という質問があると、すかさずYehudaが割って入り、Rubyは日本、Railsは米国という役割分担(いいのかDHHは。。。)が明確にできており、それでいいのでは?との発言があった。
以前は決して円滑とはいえなかったコミュニケーションも、最近は大分向上してきた、とも述べ、いろいろな議論がありながらも、Rubyコミュニティーの性質について、開かれたものを希望しながらも、最近の状況には満足している印象を伺わせた。
最後は、すでに5月のRuby会議でも繰り広げられた、写真撮影会と、名刺交換会。
会議が人材交流の場として、そして、今回は、日本、アメリカ、台湾からのゲスト、さらに上海在住のフランス人や、サンフランシスコから駆けつけたフリーランサーなど多彩な人材が、この機会を!とばかりに交流している様子が印象的であった。
夜は、ゲスト、上海onRailsのメンバー、スポンサーなど総勢30名で会場からタクシーで10分ほどの郊外の湖南料理店で英語、中国語、日本語が飛び交っての大宴会となった。Yehudaが、GithubのScottと思いっきり酔っ払っているさまは、なかなか見られるものではない、貴重な光景であった。
所 感
1.米国系企業の本気
上述のとおりGithubは、スポンサーとなるだけでなく、中国市場での認知度のアップを狙った戦略的な訪問であることが確認できた。
さらに、今後中国でRailsのホスティングサービスを展開する予定のJoynetもスポンサーとして参加しており、同社の中国人代表によると、すでに河北省にサーバースペースを確保しており、来年に向けて事業の立ち上げに取り組むという方針を述べた。
もともと中国のエンジニアは英語でRailsを学んでおり、米国から仕事を取っているフリーランサーや中小企業も多いため、米国と中国との接近は自然な流れであることを改めて確認できた。
2.着々と育っているコミュニティーと教育の課題
カンフーRailsの1週間前に、上海郊外の杭州でRubyのメタプログラミングに関する小会議が有志40名弱で行われた。
会場はtaobaoの社内で、かなり盛況であったようだ。
今のところ、このような組織の枠を超えた共同学習を目的とする集会は、上海と杭州以外には行われていない。今後北京、大連などで、このような動きが出てくるか注目したいところだ。
さらに、最近杭州では、RubyとRailsの人材不足が深刻で、教育に関する関心が高まっている、と知り合いの経営者が話していた。
経験者の数はまだまだ少ない、そのため、今後、大学生にいかに効率的にRailsの教育を施していくか、そのために政府からどういう支援を受けられるかなど、かなり具体的な情報を得ることができた。
3.日本からのコミッターやエンジニアの方にも来てほしい
今回、高橋会長に発表していただいたが、まだまだ日本のRubyやRailsのメンバーは認知されていない。
高橋会長もnobuさんの認知度をプレゼンの中で確認したが、アクティブなコミッターである彼の認知度もゼロであった。
良くも悪くも、目立つためにかなり自己PRが活発な中国では、日本人が少しえげつないと思うようなPRでも普通だ。
その点、同じようなカルチャーを持つ米国人と異なり、日本人ももっと自分から売り込んでみる姿勢や、挑戦状的な技術対決など、行ってもいいのではないかと考えている。
中国のRubyやRailsのコミュニティーは、他のビジネス色、金儲け色の強い集まりに比べ、技術的には素直にいいものを学ぼうという姿勢のエンジニアが多く、政治的な体制や、歴史からくる偏見も少ないような印象を受ける。
何かと閉塞感のある日本から2時間の当地では、まだまだ経済成長を実感できるような前向きで積極的な志向の若者が多い。
こういうエンジニアと交流していくことで、逆に、日本のRubyやRailsのコミュニティーにはいい刺激となる効果があるのではないだろうか。
国際性では日本には劣るかもしれないのですが、YehudaやGithubが来て、それなりに盛り上がった中国での参るストーンとなるイベントですが。
日本人は地元上海のKEMBO佐々木CTOとRubyの会の高橋会長のみ。
ま、Rubyで日本人の個性を出さなかったことがよかったかもしれませんね。
Matzは中国じゃ”大神”で国際人だし、araiさんは英語が流暢だから別格だけど。
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カンフーRailsレポート
10月24日、秋晴れの土曜日、上海市街地北部の上海電視大学の国際会議室で、中国では初となる国際Rails会議、カンフーRailsが行われた。
今回は、より濃い交流と真剣なGeekの参加者を募ろうということで有料制。
それでも、140名あまりを収容する会場は、ほぼ満席の大盛況となった。参加者は95%が中国人エンジニア、主催は前回のRubyConfChina同様上海Onrails、メディアスポンサーは今回はInfoQ。
キーノートは、米国西海岸から、15時間以上の長旅で前日に到着したYehuda Katz。
他にも日本Rubyの会の高橋征義会長、GithubのScott、台湾のRubyTuesday代表など多彩なメンバーが駆けつけた。
詳細のプレゼンの内容については、オフィシャルサイトを参照いただきたいが、まずは会の模様を主催者としての視点も交えてレポートする。。
満場の拍手で迎えられたYehudaのキーノートから会は始まった。
Yehudaは、Rails3というタイトルで、Rails3の新しい機能について、かなり詳細な説明や、検討中の項目などについて話せる範囲でフランクに、しかし、詳細に話した。
内容は、広範囲ですでに発表されているActive Model、ActiveSupport 3Preに始まり、Merbのいいところをとって、"Mountable"なものを目指しているということで、Rooting、Metal、Active Relation、Active Model、Active RecordとActionPackの説明、View、Assetsなど、ほぼRailsの構成すべてをカバーする内容豊富なものだった。
1時間弱の早足のプレゼンが終わり、短い質疑。
4名の質問者が、中国語ではなく、英語でかなり突っ込んだ内容を問う、Yehudaも「お、それは、いい質問だねぇ」など、反応しながら、応答していた。
休憩時間に台湾と杭州のエンジニアに、反応を聴いてみた。
台湾から、この会議に参加するために駆けつけたエンジニアは、「Rails1から2への移行は、さほど大きな変化とは思わなかった。今回の変化は、基本はRailsだが、かなり大きいものになることが実感できるプレゼンだった。」と答えた。
杭州のコミュニティーの中心人物であるベテランエンジニアは、「Yehudaは、Merbの世界でも中心的な人物なので、今回かなりMountableな部分はMerbの柔軟な部分がYehudaの意思で反映されていると感じた。」など、Merbも使いこなしている彼らしいコメントだった。
ともあれ、今後のRails3の動向を占う意味では、かなり貴重な情報を得る機会となったようだ。
午前は、他にも北京の代表的なRails企業In-SRCの趙氏が小規模企業のプロジェクト管理に最適なIntegrityの紹介と、実際のプロジェクトの管理の事例や、統計データを説明。
Ekoheの黄氏はプラグインを開発しようというメッセージ性にあふれ、具体的な手順をシンプルにまとめたものだった。
昼食の後は、台湾から参加し、RubyTuesdayなどアクティブにRubyの普及活動を行っているHandlinoの張氏が「きれいでシンプルなコードを書こう!」と豊富なコードの事例を紹介しながら、かなりGeekなプレゼンを行った。
日本のRubyKaigi2009にも参加しているのでおなじみの方も多いだろう。
日本のメイン会場で自己紹介したときの彼は比較的謙虚な英語であったが、今回は打って変わって自信に満ち、矢継ぎ早に事例を紹介していく。大陸のエンジニアに「ご挨拶代わり」で、自らの技術をPRしようという気合を感じた。
今回、商業的な野心を感じたのは、米国西海岸から2名が乗り込んできたGithubだ。
彼らは、中国向けのリーフレットや、新しい蛸もしくは宇宙人に似たかわいいキャラクターのシールまで用意しており、会場で配布していた。またScottのプレゼンテーションも、いわばGithubの入門編で、かなり懇切丁寧なものだった。
そのことが、いかに彼らが中国におけるRailsの将来性と、商業的な意味での可能性に期待をしているかを示すものとなった。
このあたりは、日本のRubyもしくはRailsの企業にももう少し前向きに取り組んでほしいと感じた。
その後、Ekohe社のGao氏が、Exit.DirectとRackをつかったActiveRecordの活用について、事例を発表した。
30分間の休憩を挟んで、いよいよ高橋征義会長のプレゼン。
日本のRubyは、なぜ日本でこんなに活発になったかを振り返りながら、今後中国からRubyやRailsでプラグインや、アプリの開発で世界レベルで知られるものを作っていくにはどうしていくべきか、というメッセージ性の高い内容を、中国人も知っている高橋式でテンポ良く話した。
メッセージが響いたかどうかは、今後中国人エンジニアにヒアリングしたいと思うが、彼らの関心はビジネスと、裾野をいかに広げていくか、なので裾野を広げるという意味ではかなり参考になったと思われる。
「JRUBYをもっとみんなで使おうよ!」というプレゼンを行ったのは、中国のPaypalに相当し、Alibabaやtaobaoで使われている決済システム支付宝の丁氏。普段はJavaで、決済サイトというかなり厳格性を求められるサイトの開発(上海の拠点に1000名近くの開発者を擁する)に取り組んでいる彼は、実は上海onRailsの古くからのメンバーでもある。JRUBYに関しては、最新版はこんなに使い勝手がいいのだぞ、と入門レベルにもわかりやすく、プレゼンを行った。
最後のプレゼンは、弊社天狗の新卒エンジニア朱が、Sinatraのトレーニングを早ければ来月から開始するという趣旨を、Sinatraとは何かから説明しながら行った。実際Sinatraの注目後は上海でも高く、90%以上のエンジニアが認知していることが挙手により確認できた。今後、Railsではなくこちらから火がつく可能性が大きいことを目で実感できた。
最後はQ&A。質問はやはりYehudaとGithubに集中した。高橋会長向けには、RubyとRailsのコミュニティーの相違、日本はRuby、一方Railsは、さほど浸透しているようには見えないが、その理由は?という質問があると、すかさずYehudaが割って入り、Rubyは日本、Railsは米国という役割分担(いいのかDHHは。。。)が明確にできており、それでいいのでは?との発言があった。
以前は決して円滑とはいえなかったコミュニケーションも、最近は大分向上してきた、とも述べ、いろいろな議論がありながらも、Rubyコミュニティーの性質について、開かれたものを希望しながらも、最近の状況には満足している印象を伺わせた。
最後は、すでに5月のRuby会議でも繰り広げられた、写真撮影会と、名刺交換会。
会議が人材交流の場として、そして、今回は、日本、アメリカ、台湾からのゲスト、さらに上海在住のフランス人や、サンフランシスコから駆けつけたフリーランサーなど多彩な人材が、この機会を!とばかりに交流している様子が印象的であった。
夜は、ゲスト、上海onRailsのメンバー、スポンサーなど総勢30名で会場からタクシーで10分ほどの郊外の湖南料理店で英語、中国語、日本語が飛び交っての大宴会となった。Yehudaが、GithubのScottと思いっきり酔っ払っているさまは、なかなか見られるものではない、貴重な光景であった。
所 感
1.米国系企業の本気
上述のとおりGithubは、スポンサーとなるだけでなく、中国市場での認知度のアップを狙った戦略的な訪問であることが確認できた。
さらに、今後中国でRailsのホスティングサービスを展開する予定のJoynetもスポンサーとして参加しており、同社の中国人代表によると、すでに河北省にサーバースペースを確保しており、来年に向けて事業の立ち上げに取り組むという方針を述べた。
もともと中国のエンジニアは英語でRailsを学んでおり、米国から仕事を取っているフリーランサーや中小企業も多いため、米国と中国との接近は自然な流れであることを改めて確認できた。
2.着々と育っているコミュニティーと教育の課題
カンフーRailsの1週間前に、上海郊外の杭州でRubyのメタプログラミングに関する小会議が有志40名弱で行われた。
会場はtaobaoの社内で、かなり盛況であったようだ。
今のところ、このような組織の枠を超えた共同学習を目的とする集会は、上海と杭州以外には行われていない。今後北京、大連などで、このような動きが出てくるか注目したいところだ。
さらに、最近杭州では、RubyとRailsの人材不足が深刻で、教育に関する関心が高まっている、と知り合いの経営者が話していた。
経験者の数はまだまだ少ない、そのため、今後、大学生にいかに効率的にRailsの教育を施していくか、そのために政府からどういう支援を受けられるかなど、かなり具体的な情報を得ることができた。
3.日本からのコミッターやエンジニアの方にも来てほしい
今回、高橋会長に発表していただいたが、まだまだ日本のRubyやRailsのメンバーは認知されていない。
高橋会長もnobuさんの認知度をプレゼンの中で確認したが、アクティブなコミッターである彼の認知度もゼロであった。
良くも悪くも、目立つためにかなり自己PRが活発な中国では、日本人が少しえげつないと思うようなPRでも普通だ。
その点、同じようなカルチャーを持つ米国人と異なり、日本人ももっと自分から売り込んでみる姿勢や、挑戦状的な技術対決など、行ってもいいのではないかと考えている。
中国のRubyやRailsのコミュニティーは、他のビジネス色、金儲け色の強い集まりに比べ、技術的には素直にいいものを学ぼうという姿勢のエンジニアが多く、政治的な体制や、歴史からくる偏見も少ないような印象を受ける。
何かと閉塞感のある日本から2時間の当地では、まだまだ経済成長を実感できるような前向きで積極的な志向の若者が多い。
こういうエンジニアと交流していくことで、逆に、日本のRubyやRailsのコミュニティーにはいい刺激となる効果があるのではないだろうか。
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